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August 24, 2019

進路で悩む

American Sociological Associationのレセプションで、院生と話していてなぜ社会学を勉強したか、というきっかけの話になりました。某T田塾大学では国際関係学科にいたのですが、ゼミを決めるときに、たくさんあった地域研究のゼミにはいまいちひかれず。社会学のゼミの説明で「絵や写真をたくさんみます」という説明があったので、今から思うとそれはErving GoffmanのGender AdvertisementやJohn BergerのWays of Seeingの話だったのですが、「絵や写真!ならあまり文字を読まなくていいってこと?すばらしい」と思って申し込んだ(おおきな勘違い)、というのが社会学とのいわば出会いです。あまりにもランダムなきっかけなので、いろんなプレッシャーでいっぱいいっぱいだった院生の方に「なごむわー」と呆れられました。

もちろん、どの分野でも一人前になろうとしたら修行は必須ですが、ランダムなところから専門を決めてもべつにあとあと困ってないです。

高校生や大学生に進路についてアドバイスをすることも増えましたが、たぶんアドバイスするとしたらそんなに決め決めに決めなくても大丈夫ですよといいたいです。なんかすごい人生計画とかあまりかっちり考えてるとつらくありません?

大学選びでも、入学してから専門を決められるところは、学生の成長を願う立場の者としてはいいよなあと思います。

もちろん好きで研究してますし、ものすごく小さなことを掘り下げて一日終わるのが常ですが、最近はわりと距離をとって専門外のことも自分はみてます。決め決めにやってても楽しくない。Steve Jobs的にいうと後から「点がつながる」ことがたくさんあるので、線がみえるまでは点でいいように思います。

行き当たりばったりに、というのともちがって、serendipityを大事にしようね、それが見つかる場所になるべく行こうね、ってことが高校生くらいの人たちには言いたいです。日々の勉強はそのためのツールとしてとらえたらいいんじゃないかな。

 

 

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